とうきょうすくわくプログラム推進事業報告

令和7年度 とうきょうすくわくプログラム レポート

1.活動のテーマ

<テーマ>

季節の変化を体感しよう

<テーマの設定理由>

広い園庭とそこに生えている植物たちを活かし、「季節の変化」をテーマとして設定した。

春は若葉や花、夏は木陰での活動、秋は落葉、冬は木漏れ日の暖かさや春に向けた準備を感じることができ、四季に応じた変化や特性を楽しんでいる様子が見られる。

目に見える変化だけでなく、細部を観察することにより、子どもたちの興味関心を深める。

2.活動スケジュール

令和8年2月~3月

3.活動のために準備した素材や道具、環境の設定

(活動のためにどのような環境を設定したか、準備した素材や道具)
大画面モニター、タブレット端末、紙、クレヨン

4.探究活動の実践

樹齢80年を超えるシンボルツリーである「桜」を観察対象とした。

2月(1回目:蕾の段階)
枝だけの桜。よく見ると蕾が膨らみだし、開花に向けた準備を始めている様子が見られる。

実際に手に取り、視覚・触覚・嗅覚で感じるとともに、内部の断面も観察して、どのような準備をしているのか絵に描いた。

翌日から子どもたちに桜をタブレットで写真撮影してもらった。

3月(2回目:開花の段階)
開花までの写真を時系列に並べて子どもたちと共有して変化を観察した。

開花した桜を手に取り、視覚・触覚・嗅覚で感じるとともに、内部の様子や花が枝に付いている状態を観察し、遠くから眺める花と目の前

の花の違いを理解し、絵に描いた。絵は1回目と2回目を左右に並べ、子どもたち自身で変化が分かるように工夫した。

<活動中の子供の姿・声、子供同士や保育者との関わり>

子どもたちは、蕾を意識して観察したことがなかったため、本当にこれが花に変化するのか不思議な様子だった。

蕾の中を覗くと、花が準備されてる様子が伺えたり、開花までの写真を一緒に追っていくことで、変化を現実のものとして捉えている様子が伺えた。

触覚や嗅覚において、子どもたち同士で自分が感じたことを言葉に出し合い、子どもたち同士で感じ方が異なることを学び合った。

保育者は子どもたちが見たまま、感じたままを尊重し、紙に描いてもらうことで子どもたち自身で気づきが得られるよう関わった。

5.振り返り

<振り返りによって得た先生の気づき>

子どもたちが「見る」だけでなく、「観る」ことも理解し、絵に表現しており非常に驚いた。

特に開花した桜の「萼>花弁>めしべ・おしべ」の様子や花弁の数を細部まで観察して描く姿に、普段の子どもたちと異なる姿が見られて誇らしく感じられた。

施設番号66-0170
施設名前野保育園
施設所在地東京都板橋区前野町4-6-7
法人名社会福祉法人前野常磐会